2005年06月01日

○オフィスは練習道具で一杯

反復練習・・・これが練習の基本中の基本である。
オフィスにいる時も、通勤途中でも、スィングの練習はできる。

エレベーターホール・・・周りに誰もいなければ、スタンスを
とって腰を少し落としてみる。つま先とかかと、前後に体重
偏っていないか?

会議室・・・会議終了後、一番最後に部屋を出よう。すれば
個室に一人きり。壁を左にして、グリップを押しつけ、インパクト
時の力の入り具合をイメージする。しかし、二〜三やったら
すぐに出よう。マネージメント能力を疑われる・・・。

机の上、ボールペンをみたらクラブをイメージする。
両手で持ってみよう。グリップは正常か?
書類を手にしたら、左手で持ち、股間の前に持っていき、右足
方向に動かしてみる。テイクバックで手の甲がすぐに天を向いて
いないかのチェックだ。これも二回くらいにしておこう。
変人と疑われる。

練習は反復が大事である。
仕事の合間、合間を見て繰り返しこうしたイメージトレーニングをしよう。

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2005年05月24日

★富士山麓でのゴルフの鉄則

富士山の麓にあるコースでプレーするなら、どうしても知っておく
べきことがある。これは富士山に限らず、山の麓にあるコースなら
共通するノウハウだ。

それはグリーンの芝目のこと。

富士(山)のある方向から芝目が順目になっていることだ。
傾斜に加えて、この芝目を計算に入れなければならない。

なぜか?

それは雨水が富士山から流れてきて、その圧力が芝目に加わるからであるひらめき

グリーンに上がっていくときに、山の位置を確認しよう。
富士山はどちらに見えるか?
左に見えたら、ボールは右に流されやすく、切れやすい。
右に見えたら、左に流されやすく、切れやすいはずだ。
正面に見えたら、しっかり打つ。
真後ろにあるなら、相当早いラインだ。

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2005年05月07日

◇自立した個人

JRの列車事故当日、社員がゴルフコンペやボーリング大会をやっ
ていたことが問題になっているようだ。翌日からは自粛令が出たよ
うだが、遺族の気持ちを思っての指摘であり記事なのであろう。

しかし、この手の批判には敢えて異を唱えたい。
事故関係者は別として、他の社員までその場で全てプレーを止めて
まで現場に駆けつけろというのは、ムラ社会の集団心理と同じであ
る。もちろんプレーをしていた社員達も心を痛めているはず。
自主的にやめようと思うのはよいが、これを組織の命令でどうこう
することではないと思う。途中でやめないのを「けしからん」とい
うのは、JR西日本の社員を見たら白い目で見るというような心理
につながりかねない。

よく企業の不祥事で、社長がマイクの前で「申し訳ございませんで
した」と頭を下げるのもみっともない。そうしないとけしからんと
思う人が多い国なのだと思うと恥ずかしくなる。個人が自立して
いないのであろう。そうやって頭を下げるのも、下げずに事後処理
と再発防止に奔走するのも、そのトップの判断でやるべきことで
あって、マスコミが批判するべき事ではないと思う。

またマスコミが批判しても、それに乗っかるような一個人にはなり
たくない。マスコミの対応をも読者が批判する手段を持つべきであ
る。大トラブルへの対処においても、ゴルフの自己申告の精神で行
きたいものだ。

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2005年05月07日

◇4さまの時代◇

尾崎直道が二週連続優勝を飾ったのは、技術と体力と
気力が充実し、運にも恵まれたからだ。48才。兄貴
のジャンボが全盛期と呼ばれたのも丁度この頃だった
から、直道にはもっとがんばってもらいたいものだ。

今日の日経夕刊にも出ていたが、ドイツの主要企業の
経営陣に相次いで40才代の(若手)が登用されてい
る。自分も含めてあえて4さまと呼ぼうではないか!

ゴルフは40才代からも進化するのである。

明日は午前中雨と聞いて日曜に変更。弱気な40代?
いや「君子 危うきに近寄らず」である。

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2005年05月04日

★ゴルフが強い人

ゴルフを始めた大学時代の夏休み、よく父と河川敷の
コースに行ったものだ。河川敷は決してやさしくない。
平坦だがフェアウェイが狭く、隣りのホールはまさに
隣りにあり、越えればワンペナ。そしてグリーン周り
もぐるりとバンカーに囲まれ花道は狭い。
とにもかくにも正確性が求められる。
グリーンオーバーは致命傷だ。バンカー越えの砲台
グリーンなんてそうそう寄るものではない。
手前から手前から寄せて行く。
そうと判ったら、それを実行できるかどうかの勝負。
しのぎを削る相手としての父は本当に強かった。
アプローチでこちらが2メーターにつければ1メータ
ーに、1メーターにつければ50センチにつけてくる。
逆のパターンになったときは、必ず先に1パットで入
れてくる。たまにこちらが勝っても次のホールでは
必ず取り返す。その勝負根性には脱帽であった。
ゴルフが「強い」には魅力がある。
技術を越えた勝負強さ。それは自分に暗示を掛け、
自分のペースを造り、相手をその渦に巻き込んでいく
かのようなものとでも表現しようか・・・。
ゴルフがうまいと言われるよりも、強いと言われる
ほうがはるかに嬉しい、と思うのは自分だけだろうか?

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2005年03月21日

★ゴルフマネージメント理論#7

お待たせしました。Golf-Management Theory第7弾は、マクロ経済学とゴルフの共通点です。GDP(国内総生産)とゴルフの飛距離の関係について述べます。経済学を勉強した人は復習になると思いますよ。 *日本語訳は下にあります。
---------------------------------------------------April 12, 1999掲載-----------
<Rule 6> Y=C + I + G + NX
Every golfer loves a long shot. Many people dream of making a 300-yard drive. What do you really need for making longer distance? Macroeconomics has the principal answer for this historical and universal topic. Recall the national income identity; Y=C+I+G+NX. Now you can read this classic formula as follows:
Y = Yardage(distance)
C = Concentration
I = Impact
G = Grip
NX= Net Explosion (centrifugal force [X] - axis movement [M])

Concentration(C) enables you to bring your power into your ball.
Impact(I) must be square to the ball and to the direction no matter how your back-swing is. Mere large investment into clubs or practice doesn't necessarily improve your distance.
Left hand Grip(G) should be fairly tight throughout the swing. However, if G is too tight, your swing become contractional. On the other hand, if G is too loose, G causes inflation of trouble shots.
Net Exhaustion(NX) is the swing speed minus movement of swing axis. Zero M is an efficient way to improve NX.
Thus your hitting distance depends on your C+I+G+NX. Check these exogenous variables in your swing, and raise your GDP, Golf Distance Products.

--------------------------------------------------------------------------------
<ルール 6> 国内総生産=消費+投資+政府支出+(輸出ー輸入)
          Y  = C + I + G +NX   

どのゴルファーも長距離ドライブを愛するもの。多くの人が300ヤードショットを夢見ます。さて飛ばすためには、本当に何が必要なのか?このゴルフ史上伝統的かつ普遍的なテーマに対し、マクロ経済学が重要な答えを与えてくれます。

思い出してください。国内総所得の公式を・・・Y=C+I+G+NX。
CはConsumption、IはInvestment、GはGovernment Expenditure、NEはNet Exportです。さあ、この古典的な恒等式を次のように読み替えます。
  Y=Yardage(ヤーデージ・・・距離)
  C=Concentration(集中力)
  I=Impact(インパクト
  G=Grip(左手のグリップ)
  NX=Net Explosion(正味爆発力=遠心力−軸のブレ)

◇集中力(C)→集中力があなたのパワーをボールに伝えます。
◇インパクト(I)→バックスィングがどうであろうと、インパクトはボールと打つ方向に対してスクエアに。単に高いクラブや練習に投資しても、飛距離が伸びる訳ではありません。
◇グリップ(G)→左手のグリップはスィング中、常に適度にしっかりと握りましょう。但し、締めすぎるとスィングは硬直化し、緩めすぎるとトラブルショットのインフレを招きます(政府支出を締めすぎた場合と緩めすぎた場合の経済への影響と同じです)。この加減が難しいところですね。
◇正味爆発力(NX)→遠心力(ヘッドスピードといってもいい)から軸のブレを差し引いたのが正味の爆発力です。ヘッドスピードが早いと飛ぶとよくいわれますが、いくらそうでも軸がブレれば距離も方向も損ねます。ブレをゼロにするのが効率的です。

このように、ゴルフの飛距離はあなたのC+I+G+NXの総計によるのです。マクロ経済学ではこれらを外因的変数と呼びます。あなたのスィングの外因的変数をチェックして、あなたのGDPを上げましょう!

GDPですか?・・・ゴルフ・ディスタンス・プロダクツ(ゴルフ飛距離総生産)ですよ!
ニックネーム りっちまろ at 12:37| Comment(3) | TrackBack(2) | ゴルフとビジネス

2005年03月16日

★ゴルフマネージメント理論#6★

さて今日はゴルフマネージメント理論第6弾です。今回はファイナンス理論をもじったもの。金融関係、財務担当の方以外にはわかりづらいと思いますが・・・。今回日本語訳も非常に難しいのですが、なんとか訳してみました。英語は皆さん読み飛ばすなり、英語の勉強の材料にでもしてください。
---------------------------------------------------------------April 12,1999----
<Rule 5> Put Risk-Free Assets into your Golf Portfolio
Every golfer seeks higher performance as the return on their investment. Seeking better performance, you invest in clubs, time at the practice range, books, or videos. I call these the Golf Investment Portfolio (GIP). What you really have to add to your GIP is a Good Coach (GC). GC is a kind of risk free asset. By retaining a GC, you can get a higher return with the same risk. This principle is what I call GAPM (Golfer Asset Progress Model). You may also write this as Rf=GC=Rm, where Rf is risk free asset and Rm is Rich Metoki, myself.
--------------------------------------------------------------------------------
<ルール 5> あなたのゴルフ資産にリスクなしの資産を入れよう!
どんなゴルファーも投資に対するリターン(収益)として「良いスコア」というものを求めます。そのためにクラブなり、打ちっぱなしに通う時間なり、レッスン本やレッスンビデオに投資します。私はこれを「ゴルフ投資ポートフォリオ(GIP)」と呼んでいます。あなたが本当にGIPに加えるべき資産、それは「良きコーチ(GC・・・グッド・コーチ)」です。GCはいわば(国債のように限りなく)リスクの小さい資産なのです。GCを確保することによって、あなたはリスクを増やさずにより高い収益を得ることができます。この原則がGAPM(ゴルファー・アセット・プログレス・モデル)と私が呼ぶものです。またこの原則は次のような公式に書き表されます:Rf=GC=Rm。ここでRfとはリスク・フリー・アセット、つまり「リスクなしの資産」。Rmとは「リッチ・メトキ」、つまり私のことです。・・・いやぁ〜、どーも失礼しました。
ニックネーム りっちまろ at 02:04| Comment(0) | TrackBack(0) | ゴルフとビジネス

2005年03月15日

★ゴルフマネージメント理論#5★

<Rule 4> Shot Performance = Expected Shot x Probability
Like a real business, golf is a dynamic game that requires risk management. You see many kinds of natural hazards on a golf course. They are the risks you have to deal with. The best strategy is to avoid them.

Suppose you are on a tee and see a hateful bunker ahead on the right hand side. You are playing very badly that day as your ball never goes to the direction you want. To make PAR, you must somehow avoid getting near that bunker. What decision should you make under such circumstance?

My answer is ''AIM AT THE BUNKER''. The ball will go away from the bunker with 90 percent confidence. Many golfers tend to ignore the probability of an expected shot, while dreaming of a NICE SHOT which has lower probability than MISSED SHOT does. Consequently, he or she gets extremely disappointed with an unexpected MISSED SHOT. Expect a missed shot! This is my strong recommendation based on statics.
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<ルール 4> ショットの成果=期待するショット X 確率
実際のビジネスと同様、ゴルフはリスク管理が求められるダイナミックなゲームであります。ゴルフコースには実に様々なナチュラルハザード(川・池・砂場など自然の危険)があります。それこそ、あなたが取り組まなければならないリスクです。最良の戦略はそれらを避けることにあります。
 
さて、今あなたはティーグラウンドに立っています。前方右手に憎きバンカーが見えます。今日のあなたの調子は非常に悪く、打ちたい方向にボールは一向に飛んでくれません。パーを取るにはなんとしてもあのバンカーには入れたくない。この状況下、あなたはどういう決断をするでしょうか?
 
私の答えは「バンカーを狙え!」です。そうすればボールは90%の確率でバンカーには入らないでしょう。多くのゴルファーには「(こう打ちたいと)期待するショットの(出る)確率」を無視する傾向があり、ミスショットよりも確率の低いナイスショットを夢見るものです。その結果、「期待してなかったミスショット」にひどく失望することになります。「ミスショットを想定しろ!」これが、統計学に基づき私が強くお勧めするポイントです。・・・お分かり頂けましたかナ?
ニックネーム りっちまろ at 02:53| Comment(0) | TrackBack(0) | ゴルフとビジネス

2005年03月14日

★ゴルフマネージメント理論#4★

<Rule 3>Real Distance = Nominal Distance - Wind - Slope
When making a shot, you must calculate real distance. If the fisical distance to the pin is 150 yards, for example, this is the nominal distance. You normally use club #7 (iron) to make 150 yards in real distance. Let's assume that you face FOLLOW wind and DOWNWARD slope. Should you use #7? NO. Use the Club Selection Formula: D real=D nominal-w-s, where w is the wind factor and s is is the slope factor. You must discount 150 for the effects of wind and slope, normally by 10 yards each. So, the real distance becomes 150-10-10=130 yards. You should choose #9 iron instead of #7. Note that when wind is against or slope is upward, the factor changes to negative. In any case, you don't have to discount to Present Value.
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<ルール 3> 実質距離=名目距離 - 風 - 坂
ショットを打つ時に、あなたは実質距離というものを計算しなければなりません。例えばもしピンまでの物理的な距離が150ヤードあったとすると、これは名目距離です。実質距離が150ヤードなら、通常あなたは7番アイアンで打つところです。さて、ここで仮に風がフォローで下り坂だったとしましょう。あなたは7番アイアンで打つでしょうか?答えはノーです。 ここでクラブ選択公式を使いましょう:D real = D nominal-w-s (wは風因子、sは坂因子)。 そうです。150ヤードから風と坂の効果を割り引かねばならないのです。実質距離は150-10-10=130。130ヤードとなります。7番ではなく9番を選択すべきなのです。ここで風がアゲインストあるいは上り坂の場合、この因子はマイナスに転ずることに注意しましょう。いずれにしても距離は「現在価値」に割り引く必要はありません。
ニックネーム りっちまろ at 12:38| Comment(0) | TrackBack(0) | ゴルフとビジネス

2005年03月13日

★ゴルフマネージメント理論#3★

<Rule 2>Congruence Analysis
Make sure that all components of your body are in congruence with you external environment and strategy. Environment means course layout, wind, rain, and slope. The components include your your swing form(formal structure), physical strength and weakness(internal resources), motion of head, shoulders, arms, and knees(tasks), and your risk tolerance(culture).

Don't worry about your odd swing form. As long as it fits with other components, you can place your ball in a competitive position. You should, however, make sure everything is well organized toward the specific course environment and consistent with your game strategy. Diagnosis of the organizational behabior of your body is a critical step for your golf management.
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<ルール2> 調和(整合性)分析
あなたの身体のすべてのコンポーネントが外部環境および戦略に対して調和が取れているかどうかを確認してください。外部環境とはコースレイアウト、雨風、そして坂(地形)です。コンポーネントとは、スイングのフォーム(形式的構造)、肉体的な強み弱み(内部資源)、頭・肩・腕・膝の動き(職務)、そしてリスク耐性(企業文化)が含まれます。

あなたのそのぶざまなフォームは気にしないでください。他のコンポーネントと調和が取れていさえすれば、いい所にボールを運ぶことは可能です。但し、全てがそのコースの環境やあなたのゲーム戦略に対してきちんと整合性が取れていなくてはならないのです。身体の「組織的行動」を診断・分析することは、あなたのゴルフマネージメントにおいて決定的に重要なステップの一つなのです。
ニックネーム りっちまろ at 12:32| Comment(0) | TrackBack(0) | ゴルフとビジネス

2005年03月13日

★ゴルフマネージメント理論#2★

<Rule 1> Missed Shot=Sunk Expenditure(Cost)
Any player can miss a shot and get into trouble hitting into the bush, forest, or creek. If you had expected a great shot, in particular, such a failure would make you mad. Then you try to recoup that loss by making a super shot. The result often gets worse. A missed shot is a sunk cost! Recall that it should not affect your future decisions. You should forget about the terrible accident, and concentrate on the next decision.
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<ルール1>ミスショット=埋没費用
どんなプレイヤーもミスショットをして藪や林や小川に打ち込んでトラブルになります。特に自信を持って打ったのに失敗した時の落胆・動揺は大きいものです。そういう時ほどスーパーショットで失敗を取り返そうとしますが、往々にして益々悪い結果になるものです。ミスショットはSunk Cost(埋没費用)です!思い出してください。埋没費用は、将来に向けた意思決定に影響を与えてはならないものですよ。ひどいアクシデントのことは忘れて、次の意思決定に集中しなくてはなりません。
------Sunk Costについては3/9記事「★ミスショット★」を参照ください-----------------
ニックネーム りっちまろ at 12:01| Comment(0) | TrackBack(0) | ゴルフとビジネス

2005年03月12日

★ゴルフマネージメント理論★

前回ゴルフと経済理論の共通点(ミスショット=Sunk Cost)を書きましたが、これは実は僕がアメリカ留学中に経済・経営管理学を学んでいた時に思いついたものです。かなりジョークも入ってますが、とってもアメリカ人にウケて、以後続編が学校新聞に数回に渡って掲載され、好評を博しました。これからその全容を披露していきまーす。今日はまずそのエッセイの前文を英語の原文と日本語訳を紹介しましょう。
-----------------------------------------------------------March1,1999---------
Golf Management Theory
Golf is a powerful tool for enhancing your general management skills. This sport gives you great opportunities to practice problem solving skills and develop strategic thinking. My abundant expericence(20 years) tells me that golf helps make you an effective manager. Management Capability is a function of competence in golf(MC=f(g)). In my six months at Haas School of Business, I have found many similarities between golf and the real business world. Over the next few weeks, I want to introduce you to some of my findings in relation to Microeconomics, Organizational Behavior, and Finance. You will find that many fomula also apply to golf. The only major difference is that you should maximize your profit in business, while you should minimize your score in golf.
-------------------------------------------------------------------------------
ゴルフは総合的な経営能力を強化するための有力な手段である。このスポーツは、自分の問題解決能力を試し、戦略的思考力を磨く上で素晴らしい機会を与えてくれる。20年に渡る豊富なゴルフの経験から、私はゴルフというのは人を優秀な経営者に育てるのに役立つものと確信している。経営手腕はゴルフの力量の関数である。この学校に来て6ヶ月、ゴルフと実際のビジネスの世界との間に多くの共通点があることに私は気づいた。これから2〜3週間に渡ってそのいくつかを紹介しよう。読者は、ミクロ経済学、組織行動学、ファイナンス理論に登場する公式の多くがゴルフにも当てはまることに気づくに違いない。唯一異なる点は、ビジネスにおいては利益を最大化(極大化)しなければならないが、ゴルフにおいてはスコアを最小化しなければならないということである。
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2005年03月09日

★ミスショット★

ゴルフにミスショットはつきものです。ミスショットとどう向き合うかが、ゴルフの一つの真髄かもしれません。納得できるミスショットと納得できないミスショットがあります。OB、ロスト、池ポチャなんて、納得できるわけないですね?「なんでこうなっちゃうんだ?」「こんなはずじぁ・・・」意欲のあるゴルファーほど、心かきむしられるもの。次のショットでこの損失を挽回しなきゃと思うのも無理のないことです。そこに力みが生じ、またミスショットを呼び込んでしまう。だからゴルフは難しいですね。

経済学、特に管理会計学の中に「sunk cost」という概念があるのをご存知でしょうか?「埋没費用」と日本語訳されるもので「意思決定の考慮に入れてはいけない費用(原価)」という意味です。「ミスショットとは、ゴルフマネージメントにおけるsunk costだ」ということを今から述べます。

例えばある会社が数年に渡ってMacで社内システムを構築してきた。多額の投資をしてきたが、Windows/PCが急速に進展し、情報システム部としては、できればこれに切り替えたいと考えるに至った。しかし経営者から見ると、それは多額のお金をつぎ込んだ旧システムをどぶに捨てることになる。Macへの投資を回収する前に捨てるのはもったいない。元が取れないと考えてしまう。このMacへの過去の投資、これがsunk costです。Macはダメと言い切るつもりは全くありませんので、旧来のシステムと言い換えましょう。「これから未来に向けて現時点でベストの投資」を選択すべきだというお話です。

違う例を挙げましょう。ここに印刷会社があります。今月60万枚の売上があり、コストはざっと以下の通りです(この会社は人員と設備が月産100万枚のキャパを持っているとします)。
 材料費    1,500万円(1枚当たり25円)
 人件費    3,000万円
 減価償却費 1,500万円
          
ここで40万枚の引合いが入りました。丁度余力をギリギリ満たす注文です。通常見込める注文60万枚に加え、この追加注文を引き受けると、コストは:
 材料費    2,500万円(1枚当たり25円)
 人件費    3,000万円(1枚当たり30円)
 減価償却費  1,500万円(1枚当たり15円) となります。

さて、一体いくら以上でこの注文を受けるべきでしょうか・・・?25+30+15=70円以上でしょうか?55円でしょうか?正解は「25円以上なら受けるべし」というものです。

今回生産能力の範囲内ですから、人件費と減価償却費は、60万枚でも100万枚でも変わらないので、追加受注に直接かかる経費ではないことになります。すなわち材料費以外は、どういう意思決定をしようが、それと関係なく発生するものなので、検討要素に入れる必要はないということが分かります。

さーて、ゴルフにもどりましょう。ミスショットも同じではないですか?
ミスショットは過去の投資の失敗であり、減価償却費としてスコアという決算にのしかかって来ます。しかし、その後のプレーの展開には無関係。次のショットの意思決定の考慮にいれてはいけないコスト、ということにならないでしょうか?

何打損したか・・・これを考えてもしょうがないのです。球筋を振り返り、次に自分のスィングのどこを変えるか、風向きは変わってないか、地形はどうか、先ほどのミスから学習して、今度はどの方向を向いて立つか・・・・「材料費」として考える材料は山ほどあり、次のショットまでの時間は限られているのです。
ニックネーム りっちまろ at 13:39| Comment(0) | TrackBack(0) | ゴルフとビジネス